事前に必要な書類を知っておくのが大切です

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申請前に確認すること

診察

日常生活能力の判断は重要

障害年金の申請で提出する診断書には、現症時の日常生活能力及び労働能力という欄があります。現症とは、うつ病で受診した時点での症状のことです。この項目に関しては、身体疾患と異なり、判断基準が難しいうつ病が障害年金の受給対象として認定されるかどうかに大きくかかわる部分になるため、書き方には注意が必要です。日常生活の能力判定は、7項目、それぞれ4段階で医師が患者から聞き取りを行ったうえで、チェックをいれることになっています。一人で適切にできるのか、自発的に行動にうつせるものの、助言や指示も必要なのかなどが判断されます。加えて、自発的ではないものの助言や指示があればできるのか、それとも何もできないのかの4段階で区別されているのが特徴です。たとえば、医師が総合的な評価として、日常生活には多くの援助が必要であり、労働能力は不能をここに記載したにも関わらず、適切な食事や身辺の清潔保持、社会性などの項目などに、できると集中的にチェックされていると、整合性がとれなくなります。多くの援助が必要であれば、できないに多くのチェックが入っているのが自然です。大切なのは、診断書全体のバランスです。診断書を書いてもらったら、必ず内容チェックを行うことが重要です。

障害年金は初診日の要件と保険料納付要件を満たしていても、障害の状態に該当しなければ不支給となってしまいます。二つの要件を満たしているとわかったら、障害認定日がいつになるかを確認します。障害認定日とは、障害の程度を定める日のことです。うつ病であれば、うつ病としてあるいはそれに関係する症状において受診した初診日から起算して、1年6か月経過した日になります。また、1年6か月以内にうつ病が治ったあるいは症状が固定した日も該当します。そして、20歳以前に受診していた場合には、20歳に到達した日が障害認定日です。さらに、治ったあるいは症状が固定したというのは、うつ病が回復して元気な状態ではなく、症状が固定し、これ以上は治療の効果が期待できないという意味になります。こうしたケースは、特例として認められるケースがありますが、うつ病の場合は、ほとんど該当することはありません。この障害認定日が確定すると、その時点においての障害の状態を証明することが必要です。障害年金のうち、障害基礎年金は、障害認定日時点で障害の程度が1級ないし2級に該当しなければなりません。一方、障害厚生年金はそれに加え、3級があります。